2011年3月11日金曜日

理系のための人生設計ガイドー坪田一男著

 後期試験やなんやらで久々の更新になってしまった。今後はもっと定期的に更新していきたいね。

さて、読んだ本のことを書くのは初めてだね。この本は友人の勧めでこの本に出会ったのだが、題名を聞いて瞬時に読もうと思った。というのも、自分は将来研究職に就きたいと思っていたからだ。将来研究職に就きたいと思っている人には自分からもぜひお勧めしたい。自分もただ漠然と研究職に就きたいと思っていたのだが、この本を読んでそれがより鮮明にイメージできるようになった。目標を明白にすることは誰もが知っての通り非常に重要なことだ。「研究職」という職業に関する情報、どのように勉強しどのような能力が必要でという様な情報は他の職業と比べて少ない様に思える。この本はどのような準備が必要かを著者の経験をもとに書かれているのだが、自分にはとても新鮮であった。というのも、論文等々について書かれているところはイメージの範囲内であったが、経済面、人的ネットワークの形成等、自分が普段とても軽視しているところがかなり重要に扱われていたところが新しい情報だった。

この本も含めて、最近より理系と文系に分けることの不都合を痛感する次第である。今後は理系だからと言って避けて来たことにも取り組んでいきたい。

2010年12月12日日曜日

タイトル考えるのって面倒臭いねw誰かいいの考えてよww

はい、みなさん初めまして。
みなさんって言うほど読者がいるのかわかりませんが・・・
とにかく、記念すべき初投稿です。
どうしましょう。何について書きましょうか。最近海老蔵くらいしか事件起きてないですしね。あ、あかつきは本当に残念でした。6年後に期待しましょう。仕分け?そんなモノは知りません。
ずっとROM専でいい加減ブログ開設者に申し訳なくなって出てきたんでネタとか特に考えて無いんですよね。

じゃああれについて書きましょう。東京都です。青少年育成条例改正云々で揉めております。
どんな条例かといいますと、要するにえっちいマンガの販売を制限する内容です。
詳しくはこちらを→ http://bit.ly/en5yry
ニュースじゃなかなか目にしませんが、ネット上では結構すごいことになってます。
漫画家、小説家が続々と反対声明をブログやtwitterで表明しました。
先日には角川書店が東京国際アニメフェアへの出展拒否を表明。他の大手出版社にも協力を呼びかけた結果、コミック10社会という組織も追随。参加拒否緊急声明を出しました。(コミック10社会についてはこちら http://bit.ly/egk9uY)
角川一つ抜けたくらいで何を大騒ぎして、と思ったそこのあなた。角川を舐めちゃあいけません。角川の下には角川書店だけがあるわけではありませんよ。
電撃文庫を抱えるアスキーメディアワークス、富士見ファンタジア文庫などの富士見書房、ファミ通で有名なエンターブレインなどなど
すごいですね角川書店さん。この業界の巨人じゃないですか。本棚のアレもコレも元を辿れば角川ですよ。
たしかにアニメフェアには出版以外の会社も多く出展しますが、角川書店が動いた意味は決して小さくないはずです。

で、なんでこんな事になってしまったのか。私は一にも二にも「議論不足」だと思います。
この条例は「表現の自由」というものに関わってくるものです。確かに「自由」を通り越して目に余る物も多く存在します。そういう意味では私は今回の条例改正について完全に反対しているわけではありません。
だけどねえ。都側の強硬な姿勢。アニメやマンガに対する明らかな認識の誤りというものを見ているとそりゃあ賛成できませんよ。

例えばコレです。 http://bit.ly/eGXeuX
小説は読む人によって様々な理解がある。その点、漫画やアニメは誰が見ても読んでも同じで一つの理解しかできないから

・・・・・・はい?ナニヲイッテルンデスカコノヒトハ?じゃあ秋葉原行ってエヴァのTV25・26話についての理解調査してこいよ。マブラヴ経験者にALとULどっちが良かったか聞いてこいよ。
少なくともこんなこと言ってる連中が仕切ってるうちは賛成できません。
条例として決めてしまったときに恐いのは、読み方次第でどうにでも解釈できることです。上でも言ってますしね。『小説は読む人によって様々な理解がある』って。
極端な例を出せば、自衛隊が憲法解釈の仕方によって合法化されているのと同じことが起こりうります。
つまり、明らかなクロであってもシロになる。今回の条例の場合は、都のさじ加減次第で規制対象になるか否か決まってしまいます。

とまあ、長文並べ立てたわけですが・・・いかがでしょうか。様々な方が自分の意見を表明しているので、もし興味を持たれたならぜひググッてみてください。
この問題に関しては反対派からの意見表明のほうが目立ってしまい、「まともな」賛成派の意見がなかなか出てきません。その意味でも、やはり審議を継続して関係者が納得出来るものにしていただきたいです。

初めての投稿、色々至らない点も多いですがここまで読んでいただきありがとうございました。

つーかアレですね。3月だかに最初の改正案が出たときはマスコミも「非実在青少年」が何だどうだ、って騒いだと思うんですけど。今回めっきりですね。海老蔵とか伊藤リオンよりこの問題のほうがよっぽど大事だと思うんです。まあ、日本のマスコミに期待するのが間違いなんですけどね・・・

2010年11月19日金曜日

大学

大学とは変な奴を育む場ではなかったか。
どこにもいない新しい考えを持った人間を育む場ではなかったか。
今の世の中に適合した型通りの人間を作るための機関ではない。


いつからか就職の良い大学が良い大学と言われるようになり、
就職予備校のような大学モドキを量産するようになってしまったのが残念でならない。
それは「就職の良い大学」であって、「良い大学」ではない。
就職目的なら専門学校に行けばいい。
就職の面倒をみるなんて最高学府のやることではない。


私は現在大学と名乗っているモノに通っているが、
これは大学ではないとおもっている。
専門学校ないしは研究所と名付けるのが妥当ではないだろうか。


大学とは極めて特殊な一部の人間の行く場所でなければならない。
学士という学位のもつ真の意義は現在は既に存在していない。
就職の為の武器として使うなど言語道断である。


もっと大学生であることに誇りを持ち、
知識人であることに自信を持ち、
まだ現実をみてないからこその大きな夢を見ていていいではないか。
冷めた目で世の中を見て何の得になろうか。


受け身ではなく自分から周りを巻き込んで動いていける。
そういうのが学生のあるべき姿ではないかと思う。

2010年10月31日日曜日

真の才能

やはり生まれながらに持っているものは違う
そう思わされてならない
このレベルまで行って初めて天才と言える
これを才能というのだろう
凡人たる私では足元にも及ばない


「冬の夜」

火鉢のそばで猫が眠つてゐる。
電灯が一室をすみからすみまでてらしてゐる。
けいおう病院から犬の吠えるのがよくきこえる。
おぢいさまが、
「けふはどうも寒くてならんわ」
とおつしやつた。
冬至の空はすみのやうにくろい。
今は七時だといふのにこんなにくらい。
弟が、
「こんなに暗らくつちやつまんないや」
といつた。

平岡公威(三島由紀夫)
8歳の詩




なんという実力差
これで8歳とは思えない
なんと表現したらいいかわからない
世界観に引き込まれるとでも言えばいいのだろうか






「大内先生を想ふ」

ヂリヂリとベルがなつた。今度は図画の時間だ。しかし今日の大内先生のお顔が元気がなくて青い。
どうなさッたのか?とみんなは心配してゐた。おこゑも低い。僕は、変だ変だと思つてゐた。
その次の図画の時間は大内先生はお休みになつた。御病気だといふことだ。ぼくは早くお治りになればいゝと思つた。
まつてゐた、たのしい夏休みがきた。けれどそれは之までの中で一番悲しい夏休みであつた。
七月二十六日お母さまは僕に黒わくのついたはがきを見せて下さつた。それには大内先生のお亡くなりになつた事が書いてあつた。
むねをつかれる思ひで午後三時御焼香にいつた。さうごんな香りがする。
そして正面には大内先生のがくがあり、それに黒いリボンがかけてあつた。
あゝ大内先生はもう此の世に亡いのだ。
僕のむねをそれはそれは大きな考へることのできない大きな悲しみがついてゐるやうに思はれた。

平岡公威(三島由紀夫)

9歳の作文




このくらいの頭脳の人と話してみたいものだ







2010年10月27日水曜日

今度から

本を読んだら感想というか
学んだことを書こうと思う

今日も本を二冊購入
一冊は、ここ最近ずっと本屋めぐって探したが売ってなかった
カリスマのつくりかた 著者 戸矢学 PHP新書

もう一冊は新書でなく文学で攻めようと思い
太宰治の人間失格を買った

本を買うと明日が楽しみになるからいいよね