2010年10月31日日曜日

真の才能

やはり生まれながらに持っているものは違う
そう思わされてならない
このレベルまで行って初めて天才と言える
これを才能というのだろう
凡人たる私では足元にも及ばない


「冬の夜」

火鉢のそばで猫が眠つてゐる。
電灯が一室をすみからすみまでてらしてゐる。
けいおう病院から犬の吠えるのがよくきこえる。
おぢいさまが、
「けふはどうも寒くてならんわ」
とおつしやつた。
冬至の空はすみのやうにくろい。
今は七時だといふのにこんなにくらい。
弟が、
「こんなに暗らくつちやつまんないや」
といつた。

平岡公威(三島由紀夫)
8歳の詩




なんという実力差
これで8歳とは思えない
なんと表現したらいいかわからない
世界観に引き込まれるとでも言えばいいのだろうか






「大内先生を想ふ」

ヂリヂリとベルがなつた。今度は図画の時間だ。しかし今日の大内先生のお顔が元気がなくて青い。
どうなさッたのか?とみんなは心配してゐた。おこゑも低い。僕は、変だ変だと思つてゐた。
その次の図画の時間は大内先生はお休みになつた。御病気だといふことだ。ぼくは早くお治りになればいゝと思つた。
まつてゐた、たのしい夏休みがきた。けれどそれは之までの中で一番悲しい夏休みであつた。
七月二十六日お母さまは僕に黒わくのついたはがきを見せて下さつた。それには大内先生のお亡くなりになつた事が書いてあつた。
むねをつかれる思ひで午後三時御焼香にいつた。さうごんな香りがする。
そして正面には大内先生のがくがあり、それに黒いリボンがかけてあつた。
あゝ大内先生はもう此の世に亡いのだ。
僕のむねをそれはそれは大きな考へることのできない大きな悲しみがついてゐるやうに思はれた。

平岡公威(三島由紀夫)

9歳の作文




このくらいの頭脳の人と話してみたいものだ







2010年10月27日水曜日

今度から

本を読んだら感想というか
学んだことを書こうと思う

今日も本を二冊購入
一冊は、ここ最近ずっと本屋めぐって探したが売ってなかった
カリスマのつくりかた 著者 戸矢学 PHP新書

もう一冊は新書でなく文学で攻めようと思い
太宰治の人間失格を買った

本を買うと明日が楽しみになるからいいよね